世界各国のお酒の中には、火がつくようなアルコール度数のお酒や、鼻が捻じ曲がるような臭いお酒、さらには幻覚作用のあるお酒など、とんでもないお酒が数多くあります。今回は、そんなひと癖ふた癖もある、スゴイ世界のお酒たちを紹介します。
●スピリタス
96度という世界最高のアルコール度数をもつポーランドのお酒。70回以上の蒸留を繰り返すことでこれほどの高純度に仕上げることができているが、あまりにもアルコール度数が高いため、アメリカなどの一部の州では販売が禁止されている所も存在します。もちろん引火するので飲む際は喫煙は禁止。過去にはアルコール度数98のスピリタスがあったとされているが、現在は96度が最高となっています。
●アブサン
ヨーロッパ各国で作られているアルコールリキュールのひとつ。アルコール度は70度ほどとスピリタスほどのインパクトはないが、なんと幻覚などの中毒作用があるとして一度は製造・販売が禁止されたお酒なのです。
現在では中毒物質の残存量が規定値以下なら製造してもいいとされています。
●ウゾ
ギリシアとキプロスで主に生産されているアルコールリキュールです。普段は無色透明なのですが、水を加えると一瞬で真っ白に濁る不思議なお酒です。