夕刊紙は、政治、経済、株、生活情報、芸能、スポーツなど多ジャンルに渡って、まるで幕の内弁当のようですが、この夕刊紙を作る仕事はどういったものでしょうか? 夕刊フジ編集局・報道部部長の佐々木浩二さんにお話を伺いました。
夕刊フジは東京と大阪圏を中心に全国で刊行されています。100万に近い読者が毎日夕刊フジを楽しんでいます。
■一般新聞と夕刊紙の違いとは?
――一般の新聞と夕刊紙の違いは何でしょうか?
佐々木部長一般紙というのはあくまでも事実をそのまま報道するというスタンスで作られるものだと思います。しかし夕刊紙の場合にはそれとは違う「切り口」が必要で、「ストレートにはやらない」と。
――なるほど。
佐々木部長誤解を招くかもしれませんが、いかにキャッチーな見出しになるような「切り口」を見つけるか、そういう点が一般紙とは違います。
■夕刊フジは2版ある!
――毎日刊行なので、当然締め切りが毎日あると思うんですが。
佐々木部長知らない人が多いと思うんですが2版作ってるんですよ。夕刊フジは2種類刊行されているんです。AB版とC版です。この2種類で締め切りは違います。
――AB版とC版の違いは何ですか?
佐々木部長締め切り時間が違います。