野球やサッカーなどのスポーツ競技には、当然ながらルールというものが存在します。例えば野球ならストライクが3つでアウトになる、サッカーならフィールド内で手を使ってボールに触ると反則、といったものですね。
これらは代表的なルールなので多くの人が知っていると思いますが、ルールの中にはあまり知られていない、意外なものも存在するのです。
■野球の意外なルール
●振らなくても振り逃げ
野球用語のひとつである振り逃げ。あまり野球に詳しくない人がこの名前を聞くと、バットを振った場合にだけ適用されるものだと思うかもしれません。しかし実際は、バットを振っていなくても3ストライク目にキャッチャーがボールを落としたり後ろにそらしたりすればこの振り逃げは成立するのです。
ちなみにこの振り逃げという名前は野球の公式ルールには記載されておらず、いわゆる俗称なのだとか。
●打順を間違えたらもう一回
野球で打者が順番を間違えた場合、守備側の選手が抗議した場合は抗議時点でのカウントで正しい打者が打席に入ります。
例えば1番打者の打席で2番打者が間違えて打席に入り、2ストライクまでカウントが進んだ状態になって相手から抗議が入った場合は、そのまま2ストライクの状態で1番打者が打席に入ることになります。