【コブスくんのモテ男道!】歯科医が教える。「熱のはな」の正体とケア法
タオルやスプーン、箸、化粧品などから家族に感染することがあるので注意してください。
女性の患者さんは、「できてしまうと化粧でも隠せない」とも言われます。しかし、水泡が化粧パフについてそれが目に触れれば目に感染してしまうことがありますので、化粧は厳禁と思ってください。
その後、時間とともにかさぶたができて約1週間~10日で治ります。熱のはなの跡はほとんど残りませんが、かさぶたを無理にはがすと、体のほかの部位同様、跡が消えにくいことがあります。
――早く治す方法はありますか。
江上先生放っておいても10日ほどすれば完治しますが、ピーク時はけっこう痛みがあり、食事や大きく口を開けて話しにくいなど、日常生活に差し支えることがあります。
熱のはなは再発しやすいため、次にできそうなときに予想がつくはずです。
ですから、「あ、チクチクしてきた。できそうだな」と思ったときに早めに歯科か皮膚科、内科を訪れて薬を処方してもらうとよいでしょう。
当院では、エタノールで患部の殺菌・消毒をしてから、クリームタイプの軟膏(なんこう)である抗ウィルス薬を塗ります。症状がひどい方、長く続いている方には、抗ウイルスの内服薬を処方します。