「最近では内戦が……」とニュースになっているシリアですが、実はとても歴史のある国です。日本人はあまり知らないシリアについてご紹介します。
■首都ダマスカスは3,000年もずっと都市をやっている!
シリアの首都はダマスカス。このダマスカスは由緒正しい都市で、(現在でも人が住み続けている)「世界一の古代都市」と言われます。なにせ紀元前10世紀にアラム人の首都がこのダマスカスに置かれて依頼、紆余曲折を経ながらずっと人が住み続け、3,000年もの間ずっと都市なのです。
こんな街は他にありません。さらに、ダマスカス周辺から出た遺構によれば、紀元前8,000年もの昔から人が定住していたらしく、こうなると1万年もずっと連続して人がこの都市に住んでいることになります。
■地形は起伏に富んでいます
シリアは南部が肥沃な農業地帯で、一方砂漠があり、山岳地帯もあり、また地中海に面した地域もあります。
都市の後ろに山が迫った風景なども見られ、他の地域では見られない風光明媚な場所があるのも特徴です。このように地形は複雑なので気候もその場所によって異なっています。
■一度は行きたいパルミラ遺跡
シリアの名所としてはパルミラ遺跡(世界文化遺産)