【コブスくんの使えそうな仕事術】栄養ドリンクを買うなら、顆粒が賢いという話
疲れたときに体に一喝!まるでどこかで聴いたような宣伝文句ですが、栄養ドリンクと言えばいまや国民的なスタミナ剤の代名詞ですよね。一時期下火だった栄養ドリンク市場も、2011年には総売上高1,200億円を突破して、また勢いを盛り返す兆しです。目移りするほどの商品群のなかで、いったいどれを選ぶのが賢いのか?ドラッグストアの薬剤師さんに秘訣を尋ねてみました。
■顆粒(かりゅう)タイプのコストパフォーマンスはスゴイ!
――栄養ドリンクの選択ポイントってなんでしょうか?
「価格によって、配合される生薬が違ってきます。手軽なので安価なドリンクに手を伸ばしがちですが、500円以下の商品は栄養補助程度に考えておくべきですね。スタミナ効果のあるものは、やはり1,000円前後からそれ以上の商品です」
――1,000円前後とは、少々買うのにちゅうちょしてしまいますよね。
「栄養ドリンクに含まれるカフェインとアルコールの作用によって、一瞬身体が活性化されたような感覚を覚えるわけですが、体力を回復させようと思うと、配合される滋養強壮剤の働きが重要になるわけです。
例えばユンケル黄帝液(定価840円)には、動物性生薬と植物性生薬が各種配合されていますし、ワンランク上のユンケルD(定価1,530円)