【転職コブス君】オーナーに聞く、「カフェ、はじめました」を実現する方法
近い将来やリタイア後、カフェを開いてみたいと考える人は少なくありません。でも、どのくらいの資金やどんな条件が必要なのでしょうか?東京・自由が丘の「SODA cafe(ソーダ・カフェ)」を経営する曽田太郎さんに、カフェの開店から営業までのノウハウをうかがってきました!
■必要なお金と場所探し
──自由が丘というと、トレンドの発信地ですよね。開店資金もかなり必要だったのでは?
「当店の場合は、約1,500万円。内訳は、入居のための敷金・礼金が300万円(家賃の10カ月分)、造作費(カウンターや棚などをしつらえる費用)が700万円、什器費(テーブルやイスなどの購入費)が200万円、そして当面の運転資金として300万円……といった具合でした。敷金・礼金は自由が丘ならではの額かもしれませんが、それ以外は一般的な額だと思いますよ」(曽田さん)
──この場所で出店を決めた理由を教えてください。
「それは、僕の第六感(笑)。自分のイメージに合う物件をひたすら探しました。物件との出合いは人と同じ『縁』。
1カ月で見つかる場合もあれば、何年もかかる場合もあります。
場所は、人通りが多ければ多いほどいい。