くらし情報『【エンタメCOBS】獄中記の作者が語る「刑務所生活のリアル」』

2012年11月8日 13:10

【エンタメCOBS】獄中記の作者が語る「刑務所生活のリアル」

【エンタメCOBS】獄中記の作者が語る「刑務所生活のリアル」
実際に刑に服した経験がない人間にとって、謎につつまれた「刑務所」という場所。世界における刑務所の歴史を辿ると、鞭打ちや投石など刑罰を受ける人間を事前に収容する場所としての場所は古代からあったものの、明確な「刑罰としての拘禁」は13世紀のヨーロッパにて宗教裁判で異端とみなされた受刑者を修道院に拘禁したのが最初と言われている。

現在、日本には67庁の刑務所があり(少年刑務所含む)、埼玉県秩父市の人口とほぼ同じ約65,000人の受刑者が収監されているが、いったい刑務所の中ではどんな生活が送られているのだろうか?人気ブログ「ギャングスタ侍」の書き手でもあり、十年間にも及ぶ自身の獄中生活を描いた『三獄誌府中刑務所獄想録』(幻冬舎アウトロー文庫刊)の著者、茶話康朝氏に話を伺った。

「府中刑務所の六人部屋の雑居房では起床が6時半、6時45分に朝の点呼。7時から朝食を摂って、7時半には出房し工場で作業を始めます。正午に30分の昼食休憩を挟んで午後4時半に終業。夕食は午後5時からの40分。その後は午後9時の消灯までが読書をしたり、テレビを見たりする事ができる余暇時間です」と、刑務所における平日のスケジュールを説明してくれた茶話氏。

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