【エンタメCOBS】最近の学校給食ってどうなっているの?
学校給食といえば、アルマイト製の食器やきなこ揚げパン、さらには時間内に食べられなくて昼休みも残されたりと、いろいろな思い出があるものです。では、最近の学校給食はどんな風になっているのでしょうか?アルマイト製の食器や、私たちが大好きだったメニューなどは残っているのでしょうか?
東京都学校給食会の総務課長の村田さんと食育専門員の黒葛原さんに、現在の学校給食についていろいろ聞いてみました。
――学校給食といえば、やはりアルマイト製の食器というイメージがあるのですが、今ではどのような食器が多く使われているのでしょうか?
東京都全体のデータですが、現在は強化磁器製の食器が圧倒的に多く使われていまして、次に多いのがメラミンやポリプロピレンといったプラスチック製の食器、アルマイト製の食器は非常に少なく、都内でも数10校ほどでしか使われていません。
――アルマイト製の食器はもうそれだけしか使われていないのですね……。でも磁器製ということは、やはり壊れやすくないのですか?
当然壊れますが、そのように壊れてしまう食器を使うことで、物を大事にする気持ちを養うという考えもありますからね。いまは「食育」