【エンタメCOBS】推理小説を書くルールがあるって知ってますか?
推理小説を執筆する際に、守らないといけないルールというのが実は存在します。「推理小説が大好き!」という人なら知っていると思いますが、、たまに読む人やあまり読まないという人はもしかするとそんなのがあることさえ知らないかもしれません。
今回は、そんな推理小説のルールを紹介します。とはいえ、そのルールを絶対に守らないといけない!という訳ではありませんし、推理小説を書く際の入門的なものだと考えてもらえると幸いです。
まずは『ノックスの十戒』から紹介しましょう。ノックスの十戒とは、1928年に推理小説家のロナルド・ノックスが発表した推理小説を書く際の入門的なルールです。
1.犯人は物語の最初の部分から登場している人物でなくてはならない。
いきなり最終局面で「実は私が真犯人なのだフハハハハ!」などといきなり知らない人物が登場したらダメですもんね(笑)。
2.探偵方法に超自然的な能力を用いてはいけない。
時間を巻き戻せたりしちゃうと簡単に犯人が分かってしまいますし……。
3.犯行現場に秘密の抜け穴や秘密の通路が2つ以上あってはならない。
1つだけあるのはOKだそうです。
4.未発見の毒薬や難解な科学的説明が必要になるような器具を用いてはならない。