住宅ローンは人生で一番大きな借金ではないでしょうか。それだけにリスクも大きく、尻ごみする人が多いでしょう。しかし買うことを決めているのであれば、速く組んだ方がいいのも住宅ローンです。住宅ローンに関するもろもろなお話です。
■住宅ローンは夫婦で組めますよ
住宅ローンは夫が担当するものと思っている人が多くないでしょうか。夫婦共働きであれば、2人とも住宅ローンを組むことができます。この場合には以下の3つのケースに分けられます。
1.夫婦で連帯債務者
2.夫婦それぞれが別で借り入れ
3.奥さんは収入合算者になって連帯保証
このような3つの場合がありますが、金融機関によっては3しかないこともあります。
夫婦で住宅ローンを組む場合には借り入れ条件を吟味しましょう。
また登記がそれぞれ異なるので、ここにも注意しましょう。1の場合は夫婦一緒に抵当権は1本。2の場合は抵当権はそれぞれ2本、3の場合は主たる借入人(つまり夫)1本の抵当権になります。2人で支払うのであれば金額もそれぞれ抑えられますし、まさに「1人は食えなくても2人は食える」というところでしょう。
ただし、夫婦で2人とも住宅ローン控除を受けたい場合には注意が必要です。