【エンタメCOBS】気をつけろ! 食べてはいけない毒キノコたち!
食べると下痢や嘔吐(おうと)だけでなく、多臓器不全などを引き起こします。死亡例もある非常に危険なキノコです。
●カキシメジ
食べると腹痛や下痢、嘔吐(おうと)の症状を引き起こす毒キノコ。傘は濃いくり色のしぼんだ形をしており、クヌギの木やマツ林の地面に生息します。食用の『ハタケシメジ』や『チャナメツムタケ』に似ているので、「誤って食べてしまった」という中毒報告が非常に多いそうです。
●ニガクリタケ
1年を通して日本各地の森や林に生えている毒キノコ。形は2、3センチほどで薄い黄色の傘をした小型のキノコです。食べると下痢や嘔吐(おうと)のほか、痙攣や神経麻痺、さらには肝障害を引き起こし、摂取量が多い場合は死亡する場合もあります。
『クリタケ』という食用キノコに非常に似ているため、注意が必要です。
●コレラタケ
主に、晩秋の頃に古い倒木などに群生する非常に危険な毒キノコ。ドクアジロガサとも呼ばれています。コレラダケという名前の通り、食べると感染症のコレラに似た激しい下痢が起こり、数日後には臓器が破壊され、最悪の場合は死に至ります。小型で、濃い茶色の傘をしているため、クリタケやナラタケと間違えて食べてしまうケースもあるそうなので、クリタケやナラタケを取りにいく際は注意しましょう。