【エンタメCOBS】人の名前がついたスポーツのテクニック
日本が史上最多のメダル獲得という素晴らしい結果に終わったロンドンオリンピック。中でも体操の内村航平選手は個人で金メダル、団体でも銀メダルと素晴らしい活躍でした。さて、その内村選手の演技中に「伸身のコールマン!」、「トカチェフ!」といった技の名前がいくつも登場しましたが、これらはすべて人の名前から付けられた技名。スポーツのテクニックには同じように人名が付けられた技が数多く存在します。
今回は、そんな人の名前がついたスポーツの技を紹介します。
●『モリスエ』
ロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得し、現在はタレントとして活躍する森末慎二さんの名前が付けられた平行棒の技名です。後方棒上かかえ込み二回宙返り腕支持(未経験者にはどういう技かわかりません……)で技の難易度はD難度。体操の技には人名が由来となっているものが非常に多く、日本人の名前が由来になった技ですと、モリスエ以外にも、ツカハラ(塚原光男)、エンドー(遠藤幸雄)など数多く存在します。
●『イナバウアー』
2006年に行われたトリノオリンピックで、荒川静香選手が披露したことで一躍有名になったフィギュアスケートの技名。旧西ドイツの女子フィギュアスケート選手のイナ・バウアー選手が開発した技なので、この名前が付きました。