ラスベガスというと「賭けごとOKなカジノの街」のイメージが強いのですが、最近では、博打(ばくち)を抜きにしても面白い観光地になっています。ラスベガスの面白い話を紹介します。
■ラスベガスの本質は熱海だった!?
「なんとか王子」と呼ばれる某大手会社の会長が、ラスベガスで信じられないような金額をすって話題になっていますが、実はラスベガスはもうあまり賭博に大きな比重を置いていません。世界的に見ても(表に出ている分では)賭博での売上が最大なのはマカオです。
ではラスベガスはどうなっているかというと、「明るい観光地」を志向しています。以前は博打がメインで、そのために宿泊でしたが、「面白いテーマパーク的観光地、そして博打もある」という方向になっています。
言ってしまえば、もともとラスベガスは「熱海」のようなところでした。博打好きな一部の大金持ちを除けば、リタイアしたご夫婦がちょっと楽しみに全米から訪れる、そんな街でした。
以前のラスベガスを知っている人は、人好きのする老夫婦がスロットマシンや安いカードの卓でちまちま賭けている、そんな風景を覚えてるのではないでしょうか。
現在のラスベガスは、とにかくお客さんが来てくれそうな「面白げなホテル」