2012年12月4日 20:10
【エンタメCOBS】あの野菜が生まれたのはどこの国?
日本には非常にさまざまな野菜があります。トマトにキュウリ、ジャガイモにピーマン、本当に多くの種類がありますよね。しかしその中で、日本が原産の野菜というのはかなり少数。ほとんどが外国のどこかで生み出され、日本に持ち込まれた野菜です。
今回は、普段みなさんが口にしているおなじみの野菜たちの、「生まれ故郷」を紹介します。
●トウモロコシ
コーンスープや焼きトウモロコシでおなじみのトウモロコシ。原産地は南アメリカ大陸のアンデス地方です。その起源は古く、紀元前5,000年前にはすでに主要な作物として栽培されていたそうです。
その後コロンブスによってヨーロッパに伝えられ、日本には1579年に入ってきました。しかし作物としてちゃんと栽培されるようになったのは明治時代からと言われています。
●トマト
メタボリック対策に効果的と人気のトマトの原産地は、トウモロコシと同じく南アメリカ大陸のアンデス山脈。今でも、世界遺産のマチュピチュの近くなどで野生のトマトが取れるそうです。日本には江戸時代に観賞用として伝わり、現在のように食用として扱われるようになったのは明治時代から。その真っ赤な色が敬遠される理由だったそうです。