【エンタメCOBS】ハトの子どもは存在する? ハトについて気になることを聞いてみた
パンをまけばどの野鳥よりも早く飛んで来て、どれだけ人間が多い公園でも平然と過ごしているハト。筆者は幼いころ、持っていたパンを数羽のハトに奪われてから、どうもハトが苦手なのですが、「ハトは夜になるとどこへ行くのか」「ハトの子どもはどこにいるのか」など、気になることが多いのも事実です。野鳥の会(http://www.wbsj.org/)に、ハトについて気になることを聞きました。
■夜にハトを見たことないけど、どこにいるの?
「ねぐらに帰ります。ハトのねぐらは思いのほか、人間たちのすみかのすぐそばです。公園の樹木の上や、駅前の木の上、川にかかる橋の下や、終電が終わった鉄橋をよーく見ると、きっとハトたちの姿を発見できるでしょう」
ちなみに橋の下には、数百羽のハトが列をなして止まっていることもあるそう。ハト嫌いな筆者からするとホラーとしか思えません。
■くちばしの横にあるメガネのような跡ってなに?
「鼻こぶのことですね。
日本産の野生の種ではあまり目立たないのですが、鳩レース協会や日本伝書鳩協会、あるいは動物園などのハトに多く見られます。実は、鼻こぶの機能はまだ解明されていません。一説では磁気を感じるためのものでは、とも言われていますが……鼻こぶがないハトもいるので、すべてのハトに必要な機能というわけではないかもしれませんね」