【エンタメCOBS】美容院にまつわる「へー!」な話
●床屋発祥の地は下関
日本で始めて髪を整える髪結所ができたとされているのが、山口県の下関。鎌倉時代、藤原基晴という人物が紛失した宝刀を探して下関を訪れた際、新羅人の職人から髪結いの技術を学び、生計を立てるために髪結所を作りました。これが日本初の「床屋」とされています。そこから全国に広まりました。
●なんで床屋って言うの?
床屋と呼ばれるようになったのは諸説あり、まずは先述の藤原基晴が作った髪結所に立派な床の間があったことから、床屋と呼ばれるようになった説。また、江戸時代の髪結い(散髪屋)が床を組んでいすを作っていたので、髪結床、床店などと呼ばれるようになり、名残で床屋と言うようになったと言われている説など、いくつもあります。
●洗髪時、美容院はあおむけ理容室では前かがみの理由
洗髪をする際、前かがみにすると女性の化粧が落ちてしまう可能性があるため、女性客の多い美容院ではあおむけで洗髪するようになりました。戦後すぐは立ったまま洗髪を行うのが主流だったりします。ちなみに、床屋で前かがみで頭を洗うようになったのは、江戸時代に武士が腹を無防備にさらしたくないからだと言われています。
●関東の美容室の定休日はなんで火曜日?
全国の理容室、美容院の定休日はほぼ月曜日ですが、なぜか関東は火曜日が定休日の所ばかり。これは、戦時中、電力供給をストップさせる曜日を地域ごとに変えていたことに理由があります。関東は火曜日に電力供給をストップさせていたので、電気を使ってパーマを行う美容院は火曜日を定休日にしました。もちろん、関東以外の地域も同じように定休日がバラバラだったのですが、戦後関東を除いて月曜日に統一してしまったため、関東だけが火曜日定休日になってしまったのです。
●切った髪の毛はどうなるの?
切った髪の毛がその後どうなるか気になる方も多いと思いますが、実はほとんどの場合、ゴミとして捨てるしかないのです。
というのも、カットで出た髪の毛にはカラーリング剤などが残っているのでなかなか再利用できません。中国のように「髪の毛からしょうゆを作る」なんてマネもできませんよね。
●美容室にまつわる意外な法律
実は、男性は美容院で「カットだけ」をお願いすることは法律上できないことになっています。これは美容師法という法律によるもので、「男性にコールドパーマネントウェーブを行うこと、およびそれに付随して髪のカッティングを行うことは認められるが、男性に対しカッティングのみを行うことはできない」と厚生労働省で定められています。しかしながら、今ではそれを遵守している美容院はほぼありません。ほぼ機能していない法律だと言えます。
歴史が長いだけに、いろいろなトリビアがあるものです。それにしても、美容院で男性がカットだけをお願いするのがダメなのは驚きましたね。
意外と知らない人が多いので、「へー!」と言わせたい場合はぜひ使ってみてくださいね!
(高橋モータース@dcp)
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