消費税を10%に引き上げる増税策うんぬんで賛否両論が巻き起こってるわが日本ですが、10%というのは実は先進国では非常に低い部類に入ります。北欧などは20%や25%の国も存在するので、それに比べるとまだまだ安いのかな、と思ってしまいますね。
さて、そんな消費税以外にも、世界各国にはいろいろな税金が存在します。中には「そんな税金あるの!?」と思ってしまうような税金もあったりします。ではどんな変わった税金があるのか、ご紹介しましょう。
●独身税(ブルガリア)
文字通り、独身の国民に税を課すというもの。収入のうち、5%~10%の税金が取られるそうです。未婚率は下がるかもしれませんが、けっこうえげつないですよね……。
●犬税(ドイツ、ほか)
犬を飼っている家庭に課せられる税金です。ドイツだけでなく、オランダやスイスなど、ヨーロッパのいくつかの国で導入されています。日本でも30年上前に存在しました。最近では大阪の泉佐野市が導入を検討していたりします。
●渋滞税(イギリス・ロンドン)
渋滞が恐ろしくヒドイため、なんとか緩和できないかと導入された税金。平日の午前7時から午後6時半の間に、ロンドン中心部の特定のエリアに自動車で進入すると課金される仕組みになっていて、ロンドン交通局によると、導入後は渋滞が30%緩和されたそうな。