2012年12月29日 12:40
【エンタメCOBS】常識? 意外? 親会社・子会社とグループ企業
似たようなブランドをたくさん抱えていたり、あっちこっちで買収、吸収合併をしていたりと、企業の活動には何かと謎な部分も多いもの。
今回は、いくつかのパターン別にそんな企業をご紹介します。
■子会社のほうが大きくなっちゃった!?
企業が大きくなったり、いろいろな事業を展開する際につくられる「子会社」。しかし、中には子会社のほうが大きくなったケースもあるようで……。
例えばフジテレビは、もとは関東圏のラジオ局「株式会社ニッポン放送」から生まれた会社。しかし時代は流れ、フジサンケイグループの運営の中心であるフジテレビの筆頭株主が、ずっと規模の小さいニッポン放送というのはおかしいという状況になり、これを解消するため、2005年に株式の公開買い付け(TOB)を発表します。
ちなみに、当時、ここに目をつけたホリエモンこと堀江貴文氏が巨額を投じて株式を取得、ニッポン放送を媒介にフジテレビを間接支配しようとして話題になりました。約3か月の騒動を経て、ライブドアとフジテレビが和解、ニッポン放送は無事に(?)フジテレビの完全子会社になります。
ほか、有名な商品としては「コカ・コーラ」も、上下関係と規模が一致しない?例と言えるかもしれません。