【コブスくんのモテ男道!】糖尿病専門医に聞く。ポテトサラダは野菜サラダではない!?
ダイエット中、太りたくないときに選ぶメニューといえば、何といってもサラダでしょう。レストランでも居酒屋でも、総菜を買うときもサラダを選びますが、実は、用心が必要です。
「サラダと言っても高カロリーになる具材やメニューがあるんだとか。勘違いしている人が多い」と話すのは、『専門医が考えた糖尿病に効く「腹やせ」レシピ』(洋泉社)の著書で「腹やせのための食べ方」を提案する糖尿病専門医の福田正博先生。詳しいお話を伺いました。
■じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、とうもろこしは低カロリーではない
福田先生は「サラダ」というネーミングの落とし穴についてこう説明します。
「サラダとつくと、すべてが低カロリーとは限りません。最も注意が必要なのは、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、とうもろこしです。
これらは、糖尿病の食事療法では、『炭水化物の多い野菜』として扱われ、食べたあとの血糖値(血液中の糖分の濃度)が急激に上がり、脂肪の蓄積も高まりやすくなる食材です。
つまり、野菜というよりも、ごはん、パン、めんなどと同じ『糖質』なのです。ですから、ポテトサラダ、さつまいもサラダ、かぼちゃサラダを『野菜サラダ』と思って大量に食べると、かなりのカロリーをとっていることになります」