【エンタメCOBS】消せるボールペンって海外でどれくらい売れているの?
書いた文字を、ペンの後ろについているラバー部分でこすることでキレイに消せるボールペン『フリクションボール』。2007年に発売されたこの画期的な商品はメディアなどで紹介され大ヒット!発売から約5年が経過した今でも、注目を浴び続けている商品です。
さて、このフリクションボールですが、日本だけでなく海外でもヒットしている商品なのです。
そこで今回は、発売元である株式会社パイロットコーポレーションの営業企画グループ・田中万理さんと筆記具企画グループ・二宮清夏さんに、海外での展開やフリクションボールの種類などのお話を伺いました。
■発売は日本より海外から先だった
――消せるボールペン『フリクションボール』の海外での展開について教えてください。
田中さん フリクションボールの海外展開は実は日本より先なんです。日本では2007年の3月に発売されたのですが、海外ではそれより約1年早い2006年の1月に、フランスを中心としたヨーロッパ各国で発売をスタートしました。
――日本よりも海外での発売が先だったんですね!? 先にフランスなどで発売をスタートした理由はどんなことでしょうか?
田中さん ヨーロッパは小さい子供さんでもインクのペンで字を書く習慣があります。