【エンタメCOBS】ダイエットの邪魔をする女性ホルモンの正体とは!?
実は敵はあまりにも身近なところにあったりするのです…
その敵というのは実は女性ホルモン「プロゲステロン」のこと。
「黄体ホルモン」と呼ばれることも多く、これとエストロゲンのふたつが卵巣から分泌される女性ホルモンです。
女性ホルモンの役割は、妊娠の準備をすること。
エストロゲンは卵巣や子宮の発達を促して女性らしい体形をつくり、受精卵を育てるために子宮の内側の壁を厚くします。
プロゲステロンはその上にやわらかな膜をつくって、受精卵が着床しやすい環境をつくります。
でも受精卵が着床しないと、せっかくつくった内膜は剥がれ落ちてしまうわ。これが生理です。
女性ホルモンは、この妊娠の準備を毎月行っているということですね。
そしてこのふたつの女性ホルモンは、子宮以外にも妊娠準備のために体の中で働いているんです。
それが、ダイエットと深く関係するというわけ。
詳しく説明すると、エストロゲンは全身をめぐって大きくなった内臓脂肪細胞を血液中に流し、エネルギーとして使うようにします。
そうすることで、赤ちゃんの成長にあわせて子宮が大きくなれるように内臓脂肪を減らします。
つまり、エストロゲンはおなかまわりをすっきりさせるホルモンだといえます。
一方、妊娠に備えて食事で体内に取りこんだエネルギーを皮下脂肪にして蓄えるのが、プロゲステロン。
だからプロゲステロンは、全身をふっくらさせるホルモンだといえます。
エストロゲンの分泌は生理後に増えて、約10日間多い状態が続くの。この時期は体重が減りやすいので、有酸素運動をすればダイエットに効果的。
逆に、プロゲステロンは生理前の約10日間が分泌の多い時期なの。この時期は食べ過ぎに注意!体重は現状維持できればいいとしましょう。
生理前の10日間は体重をキープして、生理後の10日間で減量する。これが、女性ホルモンを上手に利用したダイエットです、しっかりメモしておきましょう!
(ビューティ&ダイエット編集部)