【エンタメCOBS】あまり知らない「世界のスープ」 甘いスープもあるよ!

世界三大スープというと、トムヤンクン、ブイヤベース、ボルシチです(フカヒレスープを入れるかどうは議論の分かれるところです)。今さらそんなもの紹介しても仕方がありませんので、あまり日本人が知らなそうな世界のスープを紹介します。
■『クラムチャウダー』アメリカ
「あさり」や「はまぐり」などの二枚貝の身を、たまねぎ、じゃがいもなどと具だくさんに煮込んだクリームスープ。日本でもすっかりポピュラーになっていますが、意外とアメリカ産だと知らない人が多いのです。
クラムチャウダーはアメリカの東海岸、ニューイングランドで生まれたスープです。ボストンクラムチャウダーと呼ばれることもあります。トマトピューレを加えて赤くなると「マンハッタン風クラムチャウダー」になります。
■『シニガン』フィリピン
フィリピンの定番スープと言えばこちら。
タマリンドをベースにして、肉や魚介類を煮込んだ酸っぱいスープです。色鮮やかなエビ、豚肉を使ったものなどがポピュラーです。
タマリンドといっても、日本人はほとんど知らないでしょう。タマリンドは、亜熱帯で育つマメ科の植物で、その実が食用になります。実には酸味があるので、そのまま食べるほか、チャツネにしたりなど調味料に使われることも多いのです。