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【エンタメCOBS】ビジネスに必要な新しいことを学習するコツ

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【エンタメCOBS】ビジネスに必要な新しいことを学習するコツ
●新しいことを学習するにはコツがある
この時期、ビジネスに必要なことを学習し始める人が多いはず。新たなテーマにチャレンジして成功するにはコツがある。

●まずテーマの優先順位をつける
新入社員にとってはすべてが新しいテーマ。先輩社員にとってもいろいろ「学習せねば!」というテーマが出てくる。当然、優先順位が必要。優先順位をつけるには、まず自分の将来像を描いて、それにプラスになりそうなものに集中するのが得策。語学学習など時間がかかりそうなものは、少しずつ慣れていくことが必要。

●ビジネステーマをどう学習するか?
優先順位をつけたら、次は「どう学習するか?」を考える。
ビジネステーマと、語学テーマでは学習方法が異なる。

ビジネステーマの学習法としてお薦めは、「初歩から学ぶ」こと。いろいろな分野で優れた方々は、まず「初歩から学ぶ」ということを実践している。例えば、初めてマーケティングの学習をしたいと思った時に、いきなり欧米の専門家の書いた分厚い本を1ページ目から開くのは疑問。

当然、書いてあることは何も分からないし、ストレスもたまる。それよりも、雑誌からマーケティングに関連することを切り抜いたり、超がつく程の入門書をまず読む。200ページ程度がお薦め。図がたくさんあるものがお薦め。
漫画版でもOK。このレベルのものは1冊読めばよい。

次の段階として、難易度の中程度と思われるものにチャレンジする。200~300ページ程度で、できれば比較的読みやすいものを探す。このレベルのものは、2冊程度読み比べしてみるとよい。自分に合っているものを先に読む。

できればマーカーを使って、2度~3度くりかえして読みたい。マーカーの色も1回目は黄色で、2回目はオレンジというように色を変える。
見出しラベルをはって検索しやすくするなどの工夫も重要。ちなみに、通信教育やeラーニングも同じようなレベルにある場合が多い。

そしていよいよ、専門性の高い本へと進む。専門性が高い本は辞書代わりに置いておいたり、拾い読みでもOK。必要に応じて広さと深さをもたせる。資格取得を目指す場合は、学校へ通うことをお薦めする。講師が疑問に答えてくれるし、仲間ができてはげみにもなる。

●語学学習は、逆の方法で
英語、特にTOEIC対策を例にとって説明してみよう。
英文法など学生時代にみっちりやってきた日本人にとってTOEIC受験の壁になるのはリスニング。

これは簡単なものから始める必要はない。とにかくナチュラル・スピード(自然な速さ)の英語を多く聞くこと。なぜならば、ナチュラル・スピードと、教材用に遅く録音されたものでは「発音」そのものが異なるから。遅く話されたものを100回聴いても、速いものは理解できません。

速いものを聴き続けるには、自分の好きなコンテンツを選ぶこと。例えば、ドラマが好きな人は欧米のドラマを録画して、英語で聞きながら内容を楽しむ。字幕があってもOK。
意味はよく分からなくともOK。

同じものでも、とっかえひっかえでもOK。時々聞こえてくる程度からスタートして、とにかくナチュラル・スピードの英語に触れる時間を多くする。目安として、週に20時間程度は聞きたい。3カ月続けると250~300時間くらいになる。そのころにはだいぶ聞き取れるようになってくる。

この機会に、何か新しいテーマの学習を始めませんか?

(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)

●著者プロフィール
コミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。夢は、英国でシェイクスピア芝居を英語で上演すること。
http://www.miyamacg.com/お問い合わせ先:info@miyamacg.com

執筆協力:石井公一(いしいきみかず中小企業診断士)

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