「歯がもっとキレイだったらいいのに……」と思ったことはありませんか? 筆者など子供ころから歯の手入れを怠っていたため、今や人前でニカっと笑うことにもちゅうちょするような状態です。しかし、最近の歯科技術は、審美治療も含めて非常に高いレベルまで進歩しているとのこと。
東京赤坂にある『キーデンタルクリニック』院長の小林保行さんにお話を伺いました。
■日本人は「歯」に対する理解が不足している
――歯をキレイにする技術についてお伺いしたいのですが。
小林院長日本人は「歯」に対する意識が少し低いと思います。やはり一生使っていくものですから大事にしないといけませんし、キレイになるように努めるべきではないでしょうか。例えば、国際会議などで海外の要人が集まった映像をニュースなどで見ますと、やはり日本人が最も歯がきれいでありません。
――海外では考えられないことでしょうか?
小林院長VIPと呼ばれる人たちが、いまだに金歯であるとか、また歯並びが良くないとか、あまりいいことではないと思います。
――諸外国に比べて日本人は「歯」に対する理解が足りないのでしょうか。
小林院長そう思います。例えば虫歯って何? という質問をした際に返事に窮することが多いのではないでしょうか。