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【時事】帰省の交通費は、「5,000円未満」が最多

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【時事】帰省の交通費は、「5,000円未満」が最多

COBS ONLINEの会員に対して、2009年6月23日から6月28日にかけて「帰省に関するアンケート」を実施した(N=1,011)。アンケートを実施したうち、「現在実家を離れて暮らしている」と答えた431人に対しての回答をまとめた。

■帰省の交通費は、「5,000円未満」が最多

「帰省する際、どうやって帰りますか?」と交通手段を尋ねたところ、「電車」34.3%、新幹線23.0%、飛行機13.2%となった(図1)。「その他」の交通手段の中では、「高速バス」も15件みられた。

合わせて、「お盆、お正月などのピーク時の帰省にかかる交通費は?」と聞くと「5,000円未満」と答えた人が47.3%と多かった(図2)。この二つのデータから、比較的実家の近くに住んでおり、あまり交通費を使わなくても帰省できる人が多いようである。しかし中には8万円以上交通費がかかる人もいたため、平均をとると14,477円となった。ちなみにお盆に帰省する際の日数の平均は3.5日であった。


■帰省の際にかかる金額は平均19,450円

「帰省の際、だいたいいくらほど使いますか?」と問うと、「10,000~30,000円」という人が33.0%ともっとも多く(図3)、平均額は19,450円だった。その内訳は、交通費、おみやげ、食事代などのほか、友人との交際費に使うという回答が多かった。「両親への親孝行」という答えがある一方で、「実家では両親が払ってくれるのでお金を使わない」という回答も複数みられた。

■この夏のお盆に帰省予定なのは6割

「この夏のお盆には帰省する予定ですか?」と聞くと、62.2%の人が「はい」、37.8%の人が「いいえ」と答えた。

■実家を離れて暮らすようになった20代の、家族とのエピソード

最後に、実家を離れて暮らす20代の「お盆に帰省した際の家族との心温まるエピソードや、年を経るにつれ思うようになったことがあれば教えてください」と聞いて集めた声をご紹介する。

●両親とは1年に数回しか会わないため、帰って会うたびに、年をとった様子が分かるとなんともせつなくなる。いつも帰った時は自分の大好物のものを用意しておいてくれる。(女性/29才/年収:400~500万円未満)
●離れている分、身内のことが心配になる。
家にいたころは家族の会話はほとんどなかったが、今は帰省時のみならず、ときどき電話でも話す。また、家族についてもっと知りたくなり、祖母や母の若いころの話を食卓を囲んで話すようになった。今まで家族と疎遠だった分、それを取り戻したい気持ちもあるかもしれない。ただ、離れて暮らし、仕事することで一番感じたのは親の偉大さである。(男性/25才/年収:200万円未満)
●両親との何気ない食事や会話の時間が、貴重な時間だと実感するようになった。(男性/28才/年収:400~500万円未満)
●両親が年をとっていくことが切なくて、帰ると思い出を作りたくなる。(女性/25才/年収:200~300万円未満)
●実家にいた頃は皿洗いを手伝いなさい!と母によく怒られていましたが一人暮らしを始めてささくれができた手を見て実家にいる時くらいゆっくりしてね、と手伝いを要求されなくなりました。しかし一人暮らしをして大変さを身にしみて知ったので自分から手伝うようになりました。
(女性/27才/年収:400~500万円未満)
●今まで異性関係について何も聞いてこなかった父から、付き合っている人はいるのかと聞かれた。「大学の時から付き合っている彼がいるよ」と答えたら、父はちょっとさみしそうに、うつむいていた。少しの沈黙の後に「そういう人は大切にしなさい」と言われ、彼を大切にしようと思ったのと同時に、そういうことを言ってくれる父も大切にしようと思った。(女性/26才/年収:200~300万円未満)

COBS ONLINE会員アンケート「帰省に関するアンケート」より抜粋
(期間:2009年6月23日~6月28日、集計人数:1,011名/現在実家を離れて暮らしている:431人)

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