【買い物】小説を毎月読んでいる20代は42.1%。今年の直木賞、芥川賞の受賞作を知らない人も約80%
COBS ONLINEの男女会員1,000名に対して、2009年7月21日から7月27日にかけて「小説に関するアンケート」を実施した。「月々に小説を合計いくら買うか」を聞いたところ、「読まない」と回答した人は全体の57.9%、次いで、「1,000円未満」19.9%、「1,000~2,000円未満」14.1%となった。(図1)。
また、男女別に「月々に小説を合計いくら買うか」を見ると、「読まない」と回答した割合は男性63.5%、女性55.7%と男性が7.8ポイント多く男性の方が小説を読まない傾向にあることが分かった(図2)。
また、「どんなきっかけで小説を買うことが多いか」(複数回答)について聞いたところ、「書店のポップを見て」が23.1%、次いで「本の書評」が20.3%となった(図3)。
「どのジャンルの小説を読むか」(複数回答)について聞いたところ、「推理」が14.7%と最も多く、次いで「恋愛」が11.7%となった。また、「純文学」と回答した人も10.9%いた(図4)。
「好きな作家はいるか」について聞いたところ、「はい」が53.9%となり、「好きな著者は?」の問いには、「東野圭吾」、「江國香織」、「伊坂幸太郎」といった著者が多く挙げられていた(図5)。
一方、「今年の直木賞の受賞作を知っているか」と聞いたところ、「いいえ」と回答した人が80.1%と圧倒的に多かった(図6)。
さらに、上記で「今年の直木賞の受賞作を知っている」と回答した199名に「今年の直木賞の受賞作を買ってみようと思うか」と聞いたところ、「いいえ」が83.4%となった(図7)。
同時に、「今年の芥川賞の受賞作を知っているか」について聞いたところ、「いいえ」と回答した人が81.7%となった(図8)。また、「今年の芥川賞の受賞作を知っている」と回答した183名に「今年の芥川賞の受賞作を買ってみようと思うか」と聞くと、「いいえ」と回答した人が83.4%という結果になった(図9)。
COBS ONLINE男女会員へのアンケート「小説に関するアンケート」より抜粋
(期間:2009年7月21日~7月27日、集計人数:1,000名)
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