ファッションで環境を考える。「フードテキスタイル」を知っていますか?
「サスティナブル」
この言葉を、最近よく目にしたり聞いたりします。「サスティナブル」は「持続可能な」を意味し、特に、自然環境の維持に役立つ事業や開発をすること。また、自然環境に配慮した行動を表現するときに使う言葉です。
今、リサイクルなど日常で取り入れられることはしているものの、もっと何かできないかと考えることがあります。すべて「環境」を考えたアイテムを買い続けることも難しく、でも、何かひとつでも心がければ変わることもあるはず。
そんな折、見つけた取り組みが「フードテキスタイル(FOOD TEXTILE)」という食品廃棄物を再活用するプロジェクト。廃棄予定の野菜や食材を染料に変える技術で、服や雑貨で自然由来の素敵な「色」を楽しむことができるのです。
「フードテキスタイル」が展開するアイテムは、靴下やTシャツなどいろいろありますが、私が選んだのはコンバースのスニーカーです。
スニーカーは、散った桜の花びらを染料にした「サクラ」、国内のコーヒーショップからドリップした後のコーヒー豆を回収して染料にした「ドリップコーヒー」、オーガニックブランド「生活の木」のハーブの規格外品を染料にした「ブルーマロウ」