“理想の私”にはなれなくても、“不完全な私”が愛おしい
街を歩いていて目を引くあの人。なぜその人に惹かれるのか、そこに感じられるのは背後にあるライフスタイル。その人からイメージをふくらませて、素敵な生活を想像してみた。
■褐色の肌にパステルカラーのコントラストが美しいひと
先日街で見かけた、褐色の肌にパステルカラーのコントラストが美しいひと。
オーバーサイズのデニムジャケットに、パステルピンクのシアーなドレス。
淡く甘い配色が、褐色の彼女の肌を引き立てる。
ワンピースの裾からサイクルパンツがちらりと見え、ハリのある健康的な太ももが覗く。
艶やかな黒髪は高い位置で潔くまとめられていて、彼女の凜とした横顔が際立つ。
彼女らしさを引き立てる物選び。
彼女がありのままの自分を愛し、気に入っているのが感じられる。
コンプレックスを隠そうと、スリップワンピに無理に重ねた私のパンツスタイル。
なんだか自分の着こなしが急に重く感じた。
彼女のように、自分を愛し生きられたならどんなにいいだろう。
■完璧じゃない自分を好きになるということ
そう、たとえば。
本当に自分に似合うスタイルを見つける。
そのために、洋服を選ぶとき、自分を写真に撮って客観的に見てみる。