■ベイカーパンツの特徴
ベイカーパンツは、もともとはパン職人の作業着から来ているアイテム。
その特徴は、ゴワっとした厚手の生地、動きやすいダボっと緩みのあるストレートなシルエット、ウエスト周りについたポケットだ。
女らしい要素はほとんどない。このまま着ると作業着感が前面に出てしまい、大人の女性にはやや厳しいアイテムだ。
定番のカーキと、最近買い足したグレーのベイカーパンツ。この2色で甘辛コーデを楽しんでいる。まったく違う雰囲気になるのが面白い。
■ベイカーパンツをきれいめに着こなす工夫
1.Vネックのカシミアニットと合わせる
ベイカーパンツを女らしく着るテクニックで最も簡単なのは、襟ぐりが深く空いたVネックのニットと合わせること。
カシミアのやわらかさが、ベイカーパンツのゴワっとしたイメージを和らげてくれる。
パイソン柄のバッグをクラッチ風に持って、さらに女っぽさをプラス。
甘辛バランスを調整するときの奥の手だ。
2.鮮やかな色の甘いブラウスと合わせる
かすれたグレー色の染め具合といい、素材といい、いかにも「作業着」という印象の強いグレーのベイカーパンツ。
これを女らしいコーデに変えるのは「きれい色のブラウス」。