くらし情報『原作と映像は別腹。2024年3月に映像化される作品3選【TheBookNook #18】』

原作と映像は別腹。2024年3月に映像化される作品3選【TheBookNook #18】

文:八木 奈々
写真:後藤 祐樹

みなさんは、小説の映像化が発表されたとき、何を想いますか……? 本が苦手な人は映像でみたほうが楽しいと感じるかもしれませんし、原作のファンであれば映像化に期待するものも必然と大きくなります。

でも大事なのは、どちらがより面白いかではなく、原作と映像のどちらで“一番目の”感動や驚きを味わうかということかなと思うのです。もちろん、どちらを先にみたからといって、もう片方が楽しめなくなるというわけではありません。

例えば、私自身、「ハリー・ポッター」は圧倒的“原作派”です。これは映画も書籍も全てをみたうえで抱いた私個人の感想です。逆に、「ジュラシック・パーク」のように、原作を知っていても映像のほうが面白いと感じた経験もたくさんあります。

そう、原作は原作の、映像は映像の良さがあり、どちらかだけになるのはもったいないとさえ思うのです。

目次

・1.町田その子『52ヘルツのクジラたち』(3月1日 公開予定)
・2.雨穴『変な家』(3月15日 公開予定)
・3.綾辻行人『十角館の殺人』(3月22日 Hulu独占配信)
・面白がって味わって
・「TheBookNook」について


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写真はイメージです。


今回は、そんな数ある映像化作品のなかから、あえて触れやすい、直近“2024年3月”に映像化が決まっている作品を紹介させていただきます。

もしもお気に入りの物語に出逢えたら、どうせ同じ作品だからと決めつけず、騙されたと思って原作と映像のどちらもを味わってみてください。

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