ビンテージスカーフを結ぶだけ。スカーフバッグの作り方【デキる女の決断クローゼット #21】
■ビンテージスカーフって?
「ビンテージスカーフ」とは、どのくらい古いスカーフを指すのでしょう?スカーフの歴史はなんとローマ時代までさかのぼり、男性が首やベルトに巻くなどの装飾品にしたのが始まりと言われています。
第二次世界大戦後、戦勝国のアメリカの富裕層を中心にクレージュやディオールといったメゾンのプレタポルテ(既製服)の人気が高まりました。
当時のファッション誌などでは、濃いメイクとゴージャスなドレスに華やかなスカーフを巻いたモデルの姿を見ることができ、時代の勢いや華やかさを感じます。
今、私たちがビンテージショップで見かけるスカーフも、1960年以降に作られたものが多く、通常はこの年代以降のスカーフを指すことが多いようです。
■人とかぶりにくい、ビンテージスカーフの魅力
ビンテージスカーフは、デザインや染色に手間暇をかけて作られており、現代の大量生産品のように同じものがほとんどないので、人とかぶらないおしゃれができるのも魅力。
さて、2017年春からファッションの傾向は、華やかで装飾的なものへと大きな転換期を迎えています。盛り袖やフリルなどの女性らしいディティールや、ピンク・イエローといったカラフルなスカートなども目につくようになり、久しぶりに色の世界が戻ってきました。