『セシルのもくろみ』第2話あらすじ - 私は私らしくあればいい。「憧れのあの人」にならなくても
編集デスクで読者モデルの担当である黒沢洵子(板谷由夏)は、解雇された場合に備えて読者モデルを専属モデルとしてひとり推薦しようと検討中だと、江里たちライターに話した。
前代未聞のことに江里たちは驚くが、江里はチャンスだと奈央に伝える。奈央は巡ってきたチャンスを手に入れようと気合いを入れるが……。
■『セシルのもくろみ』第2話の感想
誰かに憧れて、その人になりたくて、その人の真似をする……これは珍しいことではないでしょう。
奈央も由華子に憧れて真似を始めました。由華子からもらった服を身につけ、由華子が飲んだドリンクを飲み、エステにも通い、それらをSNSにアップする……。
喜々として由華子の真似をする奈央のがんばりは微笑ましくもありますが、そこに奈央らしさはまったく感じられません。
奈央は体育会系のおてんばな女性、由華子はセレブで上品な女性です。
ここまでタイプが違うと、奈央がどれだけ由華子の真似をしても、活発なイメージはなかなか覆せないでしょう。由華子になるには無理があります。
案の定、洵子から「奈央らしさがない」「SNSのフォロワーも減っている」とダメ出しを受けました。
どれだけ由華子になりたくても、由華子以外の人間が由華子になることはできません。