映画『ターシャ・チューダー 静かな水の物語』感想。絵本作家ターシャ・チューダーからあなたに贈る人生を楽しむヒント
児童書の普及に貢献した人物に贈られる、レジャイナ・メダルなど数々の賞に輝きました。その後も日々の暮らしをモチーフにした多数の絵本を手がけるなか、農業に興味を失った夫と42歳で離婚。
絵本の仕事のほか、たくさんの動物のいる大きな農場をひとりで運営しながら、シングルマザーとして生活を担いました。
1971年、56歳の時に長年の夢だった季節の彩りの美しいバーモンド州の山奥に土地を購入。
長男のセスが建てた18世紀風の農家に移り住み、2008年に92歳でこの世を去るまで家族や植物、動物たちをこよなく愛し、絵本やイラストレーションの制作のほか美しい庭作り、編み物、裁縫、人形作り、料理など手仕事の暮らしを楽しんだのです。
生きていれば楽しいばかりでなく、つらいこと悲しいこと、いろいろなことがあります。ターシャのモットーは、“Take Joy!” ――どんなときでも目の前の喜びを見出し、静かな水のように生きました。
ターシャが作り上げた天国のように美しい庭は、アメリカのコテージガーデンの見本と称えられ、彼女のライフスタイルそのものが今もなお世界中の人々に愛されています。
ぜひ、機会がございましたらご鑑賞くださいませ!
■映画『ターシャ・チューダー静かな水の物語』誰でも思い通りの人生を送ることができるのよ
映画『ターシャ・チューダ 静かな水の物語』の見どころのひとつには、心に響く言葉の素晴しさがあります。