『ベイビー・ドライバー』であなたもベイビーにメロメロに!- 古川ケイの「映画は、微笑む。」#19
昔からずっと、音楽を原動力とするアクション映画を作りたいと思っていた」と語るライト監督。
本作では、音楽を聞いている間だけ、事故の後遺症の耳鳴りを忘れることができるベイビーが、iPodで聞くさまざまなナンバーに合わせて、市街地を猛スピードで走り抜けるカーチェイスが展開されます。
オープニングを飾るジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンのヒット曲「ベルボトム」や、ダムドの「ニート・ニート・ニート」に合わせて、ギアチェンジやヘアピンターン、排気音などまでもが演出され、怒涛のカーアクションを盛り上げます。
本作がカーチェイス版『ラ・ラ・ランド』と言われる所以はこの音楽とアクションの融合にあります。
◼︎主演のベイビーことアンセル・エルゴートって?
本作で何と言っても見逃せないのが、主演のベイビーことアンセル・エルゴートのキュートなイケメンぶりです!
2013年にクロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーアと共演した『キャリー』で映画デビューしたアンセルは、2014年に『ダイバージェント』『きっと星のせいじゃない。』などの作品に出演し、ティーンスターの座に上り詰めました。
191cmという長身でプラダのキャンペーンモデルとしても活躍するアンセル。