「着たい服」と「似合う服」の差は永遠の悩み。自分スタイルの見つけ方
■自分スタイルの服って、どうやって見つければいいのだろう?
自分で服を選び、買い始めてから30年以上の月日が経った。
その間、ひたすら流行を追いかけた時代もあったし、服どころじゃない時代もあった。
告白すると、若さにしがみついてギャル服を着て、見事にイタいおばさんだった時期もあった。
仕事に没頭するあまり、通勤・ビジネス用の服ばかり増えて、気づくと休日に着る服がパジャマとトレーナーしかない……という時代もあった。
そんな数々の失敗と残念なファッションのやらかしを経て、ようやく最近になって「これって、自分らしいかも……?」と思えるファッションを自覚できるようになった。
それでも日々、何を着たらいいのか迷いながら服を選び、服を買っている。
■似合う服を見つける方法
「自分に似合う服が何なのかがわからない」「何を着たらいいのか、自分ではよくわからない」という類の話をよく聞く。
そんな方のために、ひとつご提案したい手法がある。
イメージスケールというものをご存知だろうか?もとは色と感性を結び付けた色彩学のシステム、手法だが、ファッションにも応用できる。
縦軸、横軸に正反対の形容詞を取り、その2次元の座標に、さまざまなイメージを評価して置いていく、という手法。