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【たかがタイツ・されどタイツ】毎日の幸福度が高まるタイツの買い方、選び方

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■プチプライスのタイツを購入しない理由


気温が下がり、秋本番。

素足でいるのがさすがにつらくなってくる頃、私は毎年タイツをまとめ買いする。

このプチプラ全盛の世の中で、タイツも探してみるとびっくりするほどプチプライスのものを見つけることができる。

だが、いろいろな価格帯のものを試してみてきた結果、タイツだけは価格と質がシビアに比例していると思う。

3足1000円の安売りタイツ、1足500円ののタイツ、1足3000円のタイツは明らかに違うのだ。

【たかがタイツ・されどタイツ】毎日の幸福度が高まるタイツの買い方、選び方


ここは消耗品と割り切って、プチプライスのものを使い捨てにする、という方法もあると思うが、思い切って数足、うんと肌触りのいいタイツを買って半年過ごしてみる。

そうすると感じるのは、毎朝滑らかなタイツに脚を通すときの幸福感、日中の脚の肌触り、フィット感。

しかも、洗っても新品時の形や質感が長持ちするので、プチプライスのものよりずっと長く着用できる。


ほんのすこし、数千円のコストをプラスしただけで、こんなに心地いい時間を過ごせるのかと驚く。

いいタイツを履くことは、想像以上に女に自信を与える。

よって、思い切っていいものを買った方が、結局はコスト以上に「半年間の幸福度は絶対に高くなる」というのが私の結論だ。

■タイツの色味、透け具合を通販で見極めるのは難しい


今ではこんなにタイツにこだわっている私も、つい数年前までは、注文するのが楽で便利だからと、タイツは通販やインターネットのサイトで買っていた。

ところが、送られてきたタイツは想像していたものと違う色合いだったり(これをなぜカーキ色と言って売るのか!と言いたくなるほど不気味な緑のタイツもあった)、透け具合がこれもまた中途半端だったりして、がっかりすることが多かった。

そんな残念な経験を何度もしてからは、タイツを通販で買うのをやめて、デパートのタイツ売り場で真剣に選ぶようになった。

デパートのタイツ売り場は、たいていほとんどの商品のカットサンプルが吊るしてあり、実際にタイツに触れ、手を通し、肌触りや伸縮具合、透け具合を確かめることができるので、色味が難しい茶色とグレーのタイツも各メーカーのものを比較してじっくり選べる。そうして選んだタイツは手持ちの服ともしっくり合うし、毎日100%満足して履くことができる。


ちょっと手間と時間はかかるけれど、試着してから返品できないタイツは、この方法が一番失敗の少ない買い物方法だと思う。

【たかがタイツ・されどタイツ】毎日の幸福度が高まるタイツの買い方、選び方

■タイツの色は「ワードローブマトリクス」で選ぶ

【たかがタイツ・されどタイツ】毎日の幸福度が高まるタイツの買い方、選び方


私は毎シーズン、季節の変わり目に「ワードローブマトリクス」で、自分の手持ちの服をチェックする作業を行っていると先日、こちらの記事に書いた。

このワードローブマトリクスは習慣化し、慣れてくると10分くらいでできる。

これをやっておくと、秋のはじめにタイツを買うのもとってもスムーズ。ワードローブマトリクスによる分析で、今現在自分の服や靴のカラーが

ブルー・ネイビー系
カーキ・モスグリーン系
青みを帯びたグレー系

が多いと把握できているからだ。
そうするとタイツを買いに行くときも

ネイビー色のタイツ
カーキ色のタイツ
青みよりのグレー色のタイツ

を迷いなく買い足すことができる。

微妙な色味を合わせたタイツは、間違いなく服に合わせやすいのである。

【たかがタイツ・されどタイツ】毎日の幸福度が高まるタイツの買い方、選び方

■網タイツを美しくはきこなす方法


無地の厚手のタイツを各色揃えると同時に、毎年1足だけ必ず買うのが凝ったレース編みのタイツ。
いわゆる網タイツだ。

なんとなくコーデがマンネリ化したときにこういうタイツを履くと、間違いなく気分が上がる。

網タイツはタイトスカートにハイヒールで履くのが定番だが、今期は流行のフレアスカートに合わせてもいいと思う。私は写真のようにアンクルブーツやブーティにも合わせて楽しんでいる。

【たかがタイツ・されどタイツ】毎日の幸福度が高まるタイツの買い方、選び方


ただし、ここでひとつ注意点がある。
格好のどこかがだらしないと、てきめんに不潔感が出やすいのが網タイツ。

網タイツを履くときは、手入れされた綺麗な靴で履く。メイクはあえて薄く丁寧に。
そして髪はきちんとしたまとめ髪がおすすめ。

これであなたの女っぷりが上がること間違いなし!

■たかがタイツ、されどタイツ


たかがタイツ、されどタイツ。半年間一緒に人生を歩む小さなアイテムに愛情を注ぎ、丁寧な上質なものをクローゼットの引き出しに招き入れよう。

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