くらし情報『夫の言葉が胸を打つ『コウノドリ』第2話――「ふたりで育てるんだよ。3人の人生だよ」』

夫の言葉が胸を打つ『コウノドリ』第2話――「ふたりで育てるんだよ。3人の人生だよ」

綾野剛主演の金曜ドラマ『コウノドリ』第2シリーズ。

ピアニストとしての顔を持つ産婦人科医・鴻鳥(こうのどり)サクラを主人公に、産科医療の現場をリアルに描くドラマだ。第2シリーズでは“出産とその後の現実”をテーマに据えている。

■「子宮頸がん」と「出産」の狭間で揺れる夫婦

第2話に登場したのは、子宮頸部腺がんと診断された妊婦・佐和子(土村芳)とその夫の慎吾(福士誠治)。佐和子は妊娠19週だったが、予想よりもがんは進行していた。

サクラたち産科医は判断に苦慮することになる。

がんの治療を行えば、子宮は全摘出しなければならない。最初で最後のチャンスなら、どうしても赤ちゃんを産みたいと佐和子は考えていた。
たとえ、自分の命と引き換えにしてでも――。

自分が育った児童養護施設を訪れたサクラは、出迎えてくれた景子ママ(綾戸智絵)に悩みを打ち明ける。景子ママはサクラにこんなことを言う。

「いざとなったら自分の命差し出してでも、子を守る。それが母いうもんや」

サクラの母はシングルマザーだったが、子宮頸がんを患い、サクラを産んだ後、まもなくして亡くなっていた。

「でもなぁ、本当は自分の手で、サクラのことを育てかったと思うよ」

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