映画『ルージュの手紙』感想。珠玉の人生讃歌!カトリーヌ・ドヌーヴとカトリーヌ・フロの豪華共演!
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こんにちは。諸戸佑美です。
『DRESS』シネマの時間第17回は、フランスを代表する二大女優、映画『シェルブールの雨傘』『8人の女たち』のカトリーヌ・ドヌーヴと『大統領の料理人』のカトリーヌ・フロの豪華共演!
愛と自由の国フランスから届いた、人生を豊かに彩るためのメッセージ!映画『ルージュの手紙』をお送りします。
『ヴィオレットある作家の肖像』『セラフィーヌの庭』で女性の生涯を丁寧に描き出し、優れた演出力で定評のあるマルタン・プロヴォ監督が脚本も執筆。
優秀なベテラン助産師ですがストイックで生真面目なクレール(フロ)と、自由奔放に生きる血の繋がらない母ベアトリス(ドヌーブ)が30年ぶりに出会い、お互いの生き方を見直してゆく心温まる感動作、人生を彩るためのメッセージです。
出逢いって素晴しい。
人に限らず、今どんな映画に出会って観るかも出会いのひとつだと思います。
劇作家の寺山修司さんの言葉に「サヨナラだけが人生だ」という名言がありますが、幸せな出会いを育みたいものですね。
もしも何もかも正反対な相手が突然現れて、自分を思いもしなかった素敵な未来へと導いてくれるとしたら?
お楽しみいただければ幸いです!
■映画『ルージュの手紙』あらすじ――愛と自由の国フランス、パリを舞台に30年ぶりに再開した血の繋がらない母と娘の物語
フランス・セーヌ川が流れるパリ郊外で助産婦として働きながら、女手ひとつで息子を育てあげ、地道な日々を送っていたクレール(カトリーヌ・フロ)。