ゴッホの夢とは、死の真相とは? 天才画家の謎に迫る3つのメディア
こんにちは、島本薫です。
物思う秋、「夢」や「あこがれ」、はたまた「謎解き」や「真相に迫る」といった言葉を聞くと、なんだかどきどきしませんか?
本日は、芸術の秋にふさわしい、ミステリアスな画家の話題をお届けしましょう。
■謎多き画家、フィンセント・ファン・ゴッホ
「ひまわり」や「夜のカフェテラス」など、鮮やかな色彩や情熱的なタッチで知られるゴッホですが、ひとりの人間としては、光よりも陰多き人物だといえるでしょう。
19世紀のオランダで牧師の家に生まれ、一度は聖職者の道を志しながらも挫折の末に絵筆を取り、37年の人生を駆け抜けたゴッホ。“炎の画家”というイメージが定着してしまった背景は、大きく分けてこの3つにあるのではないでしょうか。
1. 光を求め、南仏に芸術家の理想郷をつくろうとした
2. 発作的に自分の耳を切った
3. 銃で自らを撃ち、命を絶った
とはいえ、その行動の奥にあった画家の思いは謎に包まれたまま。とくに、その死は本当に自殺だったのか、今もさまざまなメディアに取り沙汰されています。
映画で、本で、展示会で――この秋、ゴッホの3つの謎に新たな光が投げかけられました。