『監獄のお姫さま』第5話あらすじ - 母性ってなんだろう
しのぶが工場で働いている間は経理工場の人間が交代で面倒を見る。
夜泣きがひどいときはベビーシッター志望のふたりがサポート。まさに所内全体で勇介を育てる。しかし、やがてやってくる別れのとき。
そもそも、しのぶはなぜ身に覚えのない罪を負い、服役したのか。それは子どもを吾郎に渡さないため。子どもを守るためだった。
だから、1年半が経ち、勇介と離ればなれにならなくなったとしても、吾郎には絶対に渡したくない。
そこでしのぶが頼ったのは、自分の母だった。
服役してから一度も面会に来ていなかった母。「絶対にあの男に渡さないで」そうしのぶは母に頼んだが、その約束は破られ、勇介は吾郎のもとへ行くことになってしまう(そして思わず叫ぶ)。
第5話のタイトルは「母性」だ。刑務所内で勇介を育てている間、女囚たちは母性に満ち溢れていた。しかし、しのぶの母は……?
しのぶは「親子だから。包み隠さず話せば、分かってくれるはず」という。しのぶの母は「娘を信じない母がどこにいますか」と答える。
そして裏切られる。
母性とは。親子とは。そして、今の勇介の母・晴海(乙葉)の母性はどうなのだろう、と気になる。
しのぶと別れるとき、勇介は大声で泣き叫ぶ。