くらし情報『『コウノドリ』6話~医者は大きな失敗を乗り越えるものじゃない』

『コウノドリ』6話~医者は大きな失敗を乗り越えるものじゃない

大変辛く悲しいエピソードだったのだが、『女王の教室』や実写版『ちびまる子ちゃん』に出演していた福田麻由子が妊婦役を演じるなんて……と、時の流れの早さを痛感した視聴者も多かった模様。なお、福田の実年齢は23歳だが、カエの設定は28歳である(ホワイトボードに書かれていた)。

■失敗を「乗り越える」のは自分本位

カエとのことを楽しげに話す下屋に、同僚の白川(坂口健太郎)は「患者さんの事情っていうかプライベートに首突っ込みすぎじゃない?」と告げる。

「あんまり入れ込むと、何かあったとき辛いし、問題起きたとき、お前ひとりじゃ背負きれないだろ」

あまり患者と親しくなりすぎると、患者の身に何かあったときに冷静でいられなくなるし、自分自身もダメージを負う。今回の下屋がまさにそうだった。

では、下屋はどのように辛い試練を乗り越えたのだろうか?結論から言えば、悪かった結果を乗り越えることは「できない」。それはドラマの序盤でサクラの口から語られている。「何か失敗をしたとき、自分でリカバーして乗り越えられるようになりたいんです」と下屋が言うと、サクラはこう教え諭す。


「僕たち医者が大きな失敗をしたとき、それは乗り越えるものじゃない」

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