実は難しい、素敵に見せるニット選び。「愛せる1枚」の選びかた
ハイゲージの薄手のコンパクトなニットが特にそうだ。「似合わなくなった」と感じた日を境に、ばっさり諦め、ジャケットのインナーに降格。1枚で着ることはなくなった。
身体の線を綺麗に見せるニットを選ぶコツは、あえてワンサイズ大きめを選ぶか、最初から胸まわりが緩めにデザインされているニットを選ぶこと。ローゲージのざっくりした編目の物を選ぶこと。その方が却ってボディラインを整えてくれると思っている。
緑のミックス糸の綺麗さに惹かれたショートニット。身ごろにゆとりがあり、上半身をカバーしてくれる。
かなり丈が短いので、ジャージワンピースの上から着たりして工夫している。普通の布地には出せない深みのある色はニットならでは。
理由その3 素材のクオリティと値段が比例するシビアなアイテム
羊毛(ウール)やカシミアやアンゴラといった、天然の繊維100%で作られたニットは、艶や発色、手触り、吸湿性などが抜群にいい。
逆にアクリルなど合成繊維の割合が多いニットは、毛玉もできやすく、正直なところ、見た目も安っぽさがにじみ出てしまっているものが多いように思う。
ウール100%のニットはやっぱり丁寧に手入れしていくと、ずっと長く着られる。