彼がもっと素敵に見える。女性が押さえておきたい男性用ドレスシューズの常識
脱いだ後の靴のブランド名を見ることができれば、そのお客様がどれくらい靴にお金をかけているかが大体わかりますね。靴のお手入れの状態を見れば、外見(身だしなみ)への気遣いやものに対するメンタリティを察することもできます。
靴もスーツと同じで既成靴から別注品までいろいろあります。ここでは、良い靴とは1.足にフィットし、2.上質な革を使用し、3.高い技術を持つシューメーカーによって精巧に作られた靴と定義することにします。
良い靴を選ぶことによって効果が得られるのは外見だけではなく、内面にもある変化が起こります。良い靴は日頃のお手入れによっては20年以上履き続けることができる、もの持ちのいいものです。
例えばソール(靴底)がすり減ってしまったら、リペアに出して交換すれば心機一転、新品のように履くことができます。
安い靴を履きつぶしては捨ててしまうよりも、足に合った良い靴を大切に長く履くほうが、結果として得るものが大きくなります。
さらには愛情を持ってものを大切に使い続ける心を養うことができ、内面を豊かにしてくれると私は思います。
靴は全体重を支える体の大事な一部です。歩き方や姿勢、体型、さらには体の内側にまで影響を与えます。