ただこれでインナーを白シャツにしてしまうと、就活女学生になってしまうので(笑)そこは一工夫。
レースがあしらわれたニットやシルクのノースリーブを着て、ジャケットの狭いV字のゾーンにこそ、ちらっと女性らしさが出るようにしている。インナーを考えるのもジャケットスタイルの楽しみのひとつ。
気に入って何年も着ているスーツカンパニーの紺のジャケット。スーツカンパニーのジャケットは紳士服メーカーゆえによくできている。身体のラインが緩んでくる40代以降に紺のジャケットは補正効果が高く、仕事以外でも積極的に着ていきたいと思うこともしばしば。
2.ベージュのジャケットは女性らしい華やかさが出る優れもの
紺のテーラードジャケットが男性に混じる戦闘服とするならば、ベージュのジャケットはまた違った場で活躍するジャケット。
優しい明るい色を着て、その場を明るくしたい!と思ったら迷わずベージュのジャケットを。
悪目立ちせず、かつ間違いなく華やかさが出る。
ベージュのジャケットは女性の特権。男性でベージュのジャケットをビジネスの場で着る人は稀だからだ。
どんなジャケットをその日羽織るか……?
毎朝のジャケット選びの瞬間に、その日の予定で、「自分が求められている役割を演じよう」