革の表面をサンドペーパーなどで起毛させて、ベルベット状にしたものがヌバックです。この素材もお手入れが面倒なように思われがちですが、難しいことはまったくありません。
スムースレザーのようにクリームやワックスは使用せず、専用ブラシと防水スプレーでお手入れをしていきます。スエードよりも毛足が短く汚れが付きやすいので、しっかりと汚れを落とすのがコツです。
汚れが付きやすい素材なので、メンテナンス後に防水スプレーをかけて、汚れを付きにくくしておくのがオススメです。
ヌバック靴のお手入れで用意するもの
・シューキーパー
・サンドペーパー(240番~300番の粗さが最適)
・馬毛ブラシ(大)(靴クリームがついていないもの)
・スエードブラシ
・ヌバック用防水スプレー
準備1シューレースを取る
シューレースをつけたままだと、ブラッシングやスプレーをする際に邪魔になるため、お手入れの前に外しておきましょう。
準備2シューキーパーを入れる
靴を磨く際は、シューキーパーを入れて行うのがオススメです(シューキーパーが無い場合は、新聞紙を詰めて代用しても問題ありません)。靴についた履きジワを伸ばしてあげることで、汚れやホコリを落としやすくするだけでなく、クリームを全体にムラなく塗ることができます。