働き方改革を背景にした労働環境の変化で、より柔軟な服装での勤務が認められてきています。スポーツ庁では、この風潮を背景に、スニーカーでの通勤を奨励する官民連携プロジェクト「FUN+WALK PROJECT」を昨年10月に立ち上げました。
アサヒ飲料、高島屋の他、三菱地所や東急電鉄などの大手企業で柔軟な服装が拡大しています。一方で、「スニーカー×スーツ」に違和感覚えるビジネスパーソンも。
実際、「スニーカー×スーツ」の組み合わせに違和感を覚える声を表すように、普段スーツや制服を着用して勤務するビジネスパーソンは、スニーカー通勤が導入された際に、どこまでカジュアルでいいのか、どのような服装をすれば良いのかわからないと悩んでいる実態が明らかになりました。
「スニーカー通勤が導入されて困ること」クロスマーケティング調べ首都圏在住会社員 男女20~59歳 n=255
■職場でジーンズもアリに
そのような中、カジュアルイメージの大きい、ジーンズのビジネスシーンでの活用が今、見直されています。伊藤忠商事では、曜日限定で着用が認められた他、ハイアットホテルグループの「アンダーズ東京」では、お客様がリラックスできるように、スタッフがジーンズを着用するなど、着用を許容する動きが広がっています。