映画『アメリカン・アサシン』感想。壮大なスケールで描くスパイ・アクション! バディームービー!
こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。
あっという間に7月に入り、本格的な夏が始まりましたね!
【シネマの時間】第33回は、『メイズ・ランナー』シリーズのディラン・オブライエンと『スパイダーマンホームカミング』のマイケル・キートンの豪華共演で贈る壮大なスパイアクション・ バディムービー!映画『アメリカン・アサシン』をご紹介します。
本作は、ヴィンス・フリンの全米ベストセラー小説『ミッチ・ラップ』シリーズ初の実写映画化で、監督には、TVシリーズ『HOMELAND』の演出を手がけたマイケル・クエスタ。
旅行中に遭遇した無差別テロで、恋人を失った青年ミッチ・ラップ(オブライエン)が主人公です。
テロリストへの復讐に人生を捧げることを決意し、その滞在能力を高く評価した世界最大の諜報機関CIAの対テロ極秘チームにスカウトされ、冷徹な鬼教官ハーリー(キートン)とともに、凶悪な核兵器テロに挑む姿を描くサスペンスアクション大作。
命がけの緊迫感とハードなアクションたっぷりに、銃撃、格闘、カーチェイスが数多く登場し、アクション好きにはたまらないでしょう。
また、拷問・尋問シーンも、バイオレンスと共にリアルに描写され、私などは思わず目を覆うばかりでしたが、一方で、最愛の女性との幸福な未来を打ち砕かれたごく普通の青年が、核テロ最前線の非情なスパイの世界に身を投じていく姿が、躍動感たっぷりに魅力的に描かれ、惹きつけられます。