スタイリングを通じて、「高い女性像」を演出したい【スタイリストのマイルール#1】
ファッション雑誌をはじめ各メディアにおいて、モデル・女優の衣装をコーディネートするスタイリストという職業。
撮影の現場に関わる機会がなければ、なかなかお目にかかる仕事ではないかもしれません。
クライアントからの要望を汲み取り、そのシーンに相応しいコーディネートを組み、被写体のモデルらが一番美しく見えるようにスタイリングを行うこと。そこには、ファッションのトレンドから着こなしのルールにいたるまで、幅広い知見が含まれています。
今月からスタートする「スタイリストのマイルール」では、3回に渡り「職業=スタイリスト」の仕事を選んだ方にフォーカスして、ファッションを通して垣間見られる彼女たちの人生観をお届けします。
カドワキジュン子さん。月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』では、主演女優さんのコーディネートにも関わっている。
初回に登場していただいたのは、ドラマ『コンフィデンスマンJP』でスタイリングに携わり、今注目のカドワキジュン子さん。
ここでは、スタイリストとして目指す女性像についてお話を伺いました。
■「衣装デザイン」を経てスタイリストに
――カドワキさんは文化女子大学(現・文化学園大学)