映画『輝ける人生』感想。泣いて、笑って、恋をして。踊りましょう、幸せのステップで!
こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。
60歳を過ぎて、あなたは誰とどんな人生を過ごしていたいと思いますか?
「シネマの時間」第36回は、『ニューヨーク、眺めのいい部屋売ります』で知られる72歳の名匠リチャード・ロンクレイン監督が贈るもっと豊かに生きるためのヒントが詰まった涙と笑いの人生賛歌、映画『輝ける人生』をご紹介させていただきます!
本作は、イギリスで大ヒットした話題作で、ロンドン・ローマを舞台に35年間専業主婦だったサンドラが、夫の浮気をきっかけに人生を見つめ直すヒューマンドラマ。
劇中、60代の主人公たちが楽しく繰り広げるダンスシーンや50年代から2018年までのダンスナンバーが、素敵な見どころになっています。
ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・ロック」やビック・ポッパーの「シャンテリー・レース」をはじめ、主人公のサンドラとチャーリーが良い雰囲気になるJamie Josephの「Lucky 13’s」など新旧の人気ナンバーが目白押し。
ローマのシーンでは、ザ・ピーナツや森山加代子が「月影のナポリ」としてカバーしたミーナの「Tintarella di luna」